~きんしゃい有田豆皿紀行~

date. 2023/04/12

いつもアクタス横浜店のブログをご覧いただき

ありがとうございます。

桜の花もすっかり花吹雪になり、お庭や道端に

春の花々が咲き始めていますね。

そんな春の小花のような、かわいい豆皿達を集めた

『きんしゃい有田豆皿紀行』のPOPUPを

5/7(日)まで開催中です!

 

400年続く磁器の産地である佐賀県の

有田町には150社もの窯元が存在します。

今回は、その中から選りすぐりの窯元の

丹精込めて作った豆皿を集めました。

今回は、そんな窯元さんのご紹介です。

皓洋窯|こうようがま

きんしゃい豆皿のエースとも言える窯。

藍と白の器を中心に毎日の生活に必要な

普段使いの食器をつくりたい。

「ほっと」気持ちが和むような器つくりを。



与山窯|よざんがま

代表作は、浮世絵の様に色々な構図で富士山を

48枚の豆皿に描いた「富士山48景」。



陶悦窯|とうえつがま

陶土や釉薬を自社開発し、伝統様式とは異なる

独自の有田焼を追求。



渓山窯|けいざんがま

全国の蕎麦店から絶大な人気と信頼を得ている

『蕎麦猪口名窯元』

楽しい染付けの絵のセンスが豆皿にも

生かされています。



藤巻製陶|ふじまきせいとう

ガラスのように艶やかで透明感のある磁器は

『結晶釉』とゆう技法から。

絵付けではない、磁器の新たな魅力を生み出しています。



徳幸窯|とっこうがま

松竹梅、鶴亀などの吉祥文様をモチーフにした

変形豆皿の制作が得意。

20年来のロングセラーです。

やま平窯|やまへいがま

欧州の食器にヒントを得た

クラフト感のある仕上げが特徴です。

利久窯|りきゅうがま

顔料で着色した化粧土を

スポイトを使って絞り出しながら描く絵付け技法。

現代的な焼物を制作しています。



梶謙製磁社|かじけんせいじしゃ

一般的に魚型器は頭が左向きなのに対し

右を向いているのが特徴。

右向きは、右肩上がり、を表すことから

縁起物としても重宝します。



伝平窯|でんぺいがま

業務用食器を専門とする中で、

新しい食文化を提案するため

重ね』と『仕切り』をテーマに

ユニークな食器を開発しています。



福泉窯|ふくせんがま

器の縁に酸化鉄を塗った『縁錆』や

呉須(ごす|青藍色の顔料)

表面に散布した『吹墨』技法を取り入れ

味わいのある染付を制作。



224porcelain|にーにーよんぽーせりん

肥前吉田焼のファンを作りたい!

という思いで立ち上げたブランド。

素材と向き合い、焼物の新たな可能性を探ります。

(有田焼の中で、嬉野市の焼物を地元では

「肥前吉田焼」と呼ぶそうです。)



瀬兵窯|せひょうがま

陶土をあえて精製せず、

鉄、砂を残したまま焼く技法。

粗い仕上がりの中に見える

独特の美しさを追求しています。

そして、可愛らしい一輪挿し。

 

なみだつぼ

とても小柄でシンプルですが、有田焼産地の中で最も手間がかかる

排泥鋳込み(はいでいいこみ)という成形方法で作られます。

古代ローマで戦地に向かう方を思う悲しみから流す涙を

入れるために使われていたというもの。

それが1600年代の初期伊万里時代から

有田で焼かれた壺をモチーフに作られました。

そのまま飾っても、一輪挿しとしても

素敵に日々の生活を彩ります。

小さくても存在感のある有田豆皿たち。

ぜひ、お気に入りの一点を探しにいらしてくださいね。

お待ちしております。

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